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かけ算の指導方法 | たかなし珠算教室

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2021/03/17

かけ算の指導方法

当教室のブログをご覧くださいましてありがとうございます。本日の内容は『かけ算の指導方法』です。
さて『かけ算の指導方法』。どのそろばん教室に行っても教え方が同じとお考えでしたら、それは違います。
歴史を遡ると様々な指導方法(計算方法)があるのですが、現在では『両置き』『片落とし』『両落とし』の3つのみが生き残っていると考えればよいでしょう。
当教室では、少しでも早くかけ算を暗算で出来るようになって欲しいという考えから『両落とし』での指導をしています。
以下、それぞれの計算方法を、245×789のかけ算で説明します。
(1)両置き
・789をそろばんの左側、245をそろばんの右側におく(左右は逆の場合もあり)
・245の1位の5に対して、その右側から5×7、5×8、5×9の九九の答をずらしながら置いていく
・245の5をとる
・24*の10位の4に対して、その右側から4×7、4×8、4×9の九九の答をずらしながら置いていく
・24*の4をとる
・2**の100位の2に対して、その右側から2×7、2×8、2×9の九九の答をずらしながら置いていく
・2**の2をとる
→そろばんだけを見て計算を進められるが、245と789の両方をそろばんに置くため計算に時間がかかる。
→暗算では頭に思い浮かべるそろばん珠が多くなり不向き。
(2)片落とし
・245をそろばんにおく(789の場合もあり)
・以後は両置きと同様だが、789はそろばんではなく、問題の数字を読みとりながら計算を進める
→789をそろばんに置かないため、両置きよりも時間がかからない。
→暗算では両置きほどではないが、頭に思い浮かべるそろばん珠がそれでも多く不向き。
(3)両落とし
・245も789もそろばんには置かない
・問題の数字のみを見ながら、そろばんには九九の答のみを置いていく
・245の100位の2に対して、2×7、2×8、2×9の九九の答をずらしながら置いていく
・245の10位の4に対して、4×7、4×8、4×9の九九の答をずらしながら置いていく(置く場所は200のときよりも1桁右)
・245の1位の5に対して、5×7、5×8、5×9の九九の答をずらしながら置いていく(置く場所は40のときよりも1桁右)
→そろばんには答だけを置いていくため、計算時間が短くなる
→答だけをそろばん珠として頭に浮かべればよいので、暗算では圧倒的に有利
→多くのそろばん教室では、かけ算の暗算指導をするときに、初めて両落としの指導を開始する
当教室では、かけ算の指導は始めから『両落とし』です。『両落とし』は『両置き』『片落とし』と比較して若干指導が難しいのですが、暗算では多くの教室が『両落とし』を採用していますので、そろばんでも最初から『両落とし』で指導することが理にかなっていると言えます。子供たちも最初から『両落とし』しか知らないので、逆に『片落とし』の方が難しくなるほどです(段位で応用計算の文章題をするときに初めて『片落とし』を指導します)。
そろばん指導を通じて、少しでも早く、短期間で暗算ができる子どもたちを育てたい。当教室ではそんな思いで日々指導を行っています。
そろばんは最強の習い事。磐田市でそろばん・暗算指導を行う当教室へ、ぜひお子様をお任せください。

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