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今も昔も『読み書きそろばん』 | たかなし珠算教室

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2021/01/08

今も昔も『読み書きそろばん』

当教室のブログをご覧いただきましてありがとうございます。
本日の内容は今も昔も『読み書きそろばん』です。
私(現在49歳)が小学生の頃、そろばんは習い事の王道としてピークを迎えていました。
当時はそろばんで計算できる技能が社会から求められ、会社の経理業務でもそろばんは当たり前に使われていた時代で、商業高校の卒業要件に『そろばん3級合格』があるほどでした。
その後そろばんは、安価な電卓の普及とともに、計算は電卓でやればOKという社会風潮を背景に、教室も学習者も減る一途をたどり続け、現在に至っています。お会いする方から『そろばんなんかできなくても電卓があるから大丈夫という話』を聞くことがありますが、しかし全くそんなことはありません。実はそろばんは世界中に広まっている人気の習い事なのです!
今も昔も『読み書きそろばん』が全ての教育の土台。そろばんは子供たちの地頭を鍛える最高の教具なのです(何がいいのかは当ブログで別途書いていきます)。
英語が学習指導要領の改訂で、小学5年生からの必修科目になりました。ところでこの英語、果たして全国民が話せることが必要でしょうか?いまでは技術の進歩で、日本語で話せば自動的に英語で発話してくれるアプリもありますよね。日常会話レベルであれば、英語を学習しなくても英会話はできてしまうわけです。
それでも『英会話アプリがあるから英語は話せなくてもよい』とはなっていません。英会話アプリが、話した日本語を間違った英語に訳してしまったら、大変なことが起こるかもしれませんよね。
同じように『電卓があるから計算は自分でできなくてもよい』とはなりません。電卓の最大の弱点は押し間違い。計算過程が全く見えていないのでミスがあっても全く気付くことはできません。もし桁を1桁違ってしまえば、商取引ではとんでもないことになります。(実際にとんでもない取引をサラリーマン時代に目撃しました。計算はパソコン任せの誤りで、相手企業は大打撃をくらった筈です…)
これに対し、そろばん式暗算で計算できる能力に習熟していれば、そんなことは起こりません。暗算している過程は全て(頭の中で)見えているので、間違えた感覚も残ります。そろばん学習では圧倒的な計数感覚が身に付きますので、とんでもない間違いは起きないでしょう。なによりも電卓などに頼らず自分らの力で計算できることは、生きる上で必須の能力ですし、大きな財産になります。受験でも電卓は使えませんからね。
そろばんは最強の習い事です。興味がありましたら、磐田市で珠算指導をしている当教室までぜひお問い合わせください。

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