検定試験について～合格だけがすべてじゃない～ | たかなし珠算教室

当教室のブログをご覧くださいまして、ありがとうございます。
本日の内容は検定試験について～合格だけがすべてじゃない～ です。
みなさんは『試験とはどういうものかでしょうか』と聞かれたらどのように答えられますか？
（１）医者や弁護士など、その職業に就くために必要な資格を取得するための試験。
（２）高校・大学への入学資格を得るための試験。
（３）製品の安全性に関する試験。
（４）個人の能力が一定水準を満たしていることを認定する試験。
（５）その他いろいろ。
そろばん教室では通常（４）の位置付けで、珠算連盟主催の検定試験や、教室独自の検定試験が行われています。これは、ピアノ、書道、スイミングなどでも同様です。
このそろばんの検定試験ですが、（１）～（３）の試験とは明らかに異なる点があります。それは『不合格』も許容されることです。
（１）～（３）の試験では不合格では職にも就けない、学校に入学できない、商品を世に送り出すことができない。
一方で、そろばんの検定試験は（４）に属しますが、不合格でも（多少の語弊があるかもしれませんが）あまり問題ないと考えています。
当教室では、検定試験は生徒ひとりひとりの成長のため教材と考え、積極的に受験することを推奨しています。それは、何事でもそうだと思いますが、目標がないと人は頑張ることはできないと考えているからです。
検定試験ですんなり合格したときの子供たちは喜んでいますが、喜びだけで終わることがほとんどです。しかし、一生懸命練習してきたのに不合格で悔しい思いをした子供たちは『何がダメだったんだろうか』と考え、『次こそは頑張ろう！』という自発的な積極性も生まれているように思います。
何度も検定試験で失敗した末に合格を勝ち得た生徒の皆さんは、こちらが泣けてくるくらい本当に笑顔で喜んでいます！
そんな笑顔がたくさん見られるように。今後も一生懸命に指導していきたいと思います。
そろばん・暗算は最強の習いごと。静岡県磐田市でそろばん・暗算の指導をしている当教室にお子様をぜひお任せください。