計算道具以上に計算能力や集中力などの能力開発を実施
磐田市のそろばん教室・たかなし珠算教室の口コミ情報
電卓やパソコンの表計算ソフトをはじめ、今ではスマートフォンでいつでもどこでも気軽に電卓アプリを活用できるなど、そろばんを使わずともより正確でスピーディーな計算ができる時代です。
しかしながら、便利になる一方でかつては多くの方が身に付けていたスキルが習得できず、人間としての能力自体に衰えが見られる箇所もところどころございます。そのうちの一つが瞬時の暗算能力であり、そろばんで鍛えられたスキルの一つです。そろばん学習で得られる能力開発にと自己肯定感の構築に力を入れ、生徒様と向き合ってまいります。
集中力・情報処理能力・頭の回転の速さなどが鍛えられる
そろばんを弾く際には、側から見るとただ指を動かして計算しているように見えがちですが、それだけではなく頭の中では高速な情報処理が進んでいます。そろばん15級あたりでスタートし始めた段階では、まだ一つひとつの数を頭で読み取り目の前のそろばんに反映させることで手一杯ですが、次第に脳機能が開発されていき、より効率的な情報処理方法が体感覚で掴めてくるのです。
具体的には指でそろばんを弾きながら二つか三つ先の数字を読み取り、その先の指の動きまでイメージできるようになります。つまり、実際に指を動かしているその少し先の未来をイメージしながら、マルチタスクでの情報処理能力が身に付いていきます。さらに一つ先へ、またその先へと頭の中で情報処理を繰り返すことによって、爆発的な集中力を生み出し、普段の学校の勉強はもちろん、社会人に出た後の研修の受講・資格勉強・読書などでも大いに役立ちます。
全ての生徒様への暗算指導に力を入れその実用性を伝えます
「教具」としてのそろばん学習における集大成とも言えるのがスピーディーな暗算能力の習得です。生徒様に指導する際に暗算は必修としており、少なくとも全授業時間の3分の1は暗算の指導に当ててまいりました。
「読み上げ暗算」では正確に情報を聞き取る力と聞き取りながら同時に計算を行うといったマルチタスク能力を養い、「検定試験向けのプリント問題」ではかけ算・割り算などの問題読み取り能力を鍛え、「フラッシュ暗算」では右脳を活用して瞬時に文字を映像として記憶する力と、左脳で計算していくという脳全体をフル活用した脳機能向上が見込まれます。中でもフラッシュ暗算はかなり難易度が高く、このレベルになると万単位での買い物計算も、ほんの数秒で完了でき、買い物や金銭管理で大いに貢献します。このように頭の回転速度やマルチタスク能力を鍛え、社会に出た後有能な人材の基礎を築き上げていきます。
検定試験や競技大会への積極的な参加でレベルアップを実感
せっかくそろばん教室に通っているのであれば、現在の自分自身のレベルがどの程度のものか、確かめたいと思う生徒様が大多数であるものです。学校では定期テストや模試などで普段の勉強の成果を具体的に点数や順位といった形で確認でき、それと同様のことがそろばんでは「検定試験」と「競技大会」で行えます。
「検定試験」はそろばんの場合全部で23段階の級・段位が用意されており、加えて主催が「全国珠算教育連盟」「日本珠算連盟」の二種類あるため、事実上40段階近い級・段位がございます。これはおそらく数多あるこの世の試験においてもトップレベルの区分け数なのではないでしょうか。検定試験を一つひとつ着実に合格していくことは、そろばん学習の醍醐味の一つです。また、過去の自分と競う検定試験に対し他者と競い合うのが競技大会であり、入賞者にはトロフィーも進呈されるなど、やりがいの大きい大会です。